診療内容
糖尿病
糖尿病は軽度の場合自覚症状がないことが多く発見が遅れる場合があります。主な症状として多尿、口渇・多飲、体重の減少、疲れやすい等がありますので異常を感じた場合はすみやかに診察を受けることが大事です。糖尿病で恐ろしいのは合併症です。
細小血管症:髪の毛より細い血管がもろくなります。
- [神経障害]足先にいく神経線維がやせほそり、進行すると足の感覚が鈍くなり、足壊疽や切断する方がおります。
- [網膜症]眼の奥にある網膜血管がもろくなり、進行すると、出血のため視力を失う方がおります。
- [腎症]老廃物を濾しとる腎臓の血管がもろくなり、進行すると尿毒症にいたり、透析などの治療が必要になる方がおります。
大血管症:髪の毛よりも太い血管がもろくなります。
①心筋梗塞・狭心症、②脳梗塞、③両下肢閉塞性動脈硬化症
これらは、いわゆる動脈硬化症による病気ですが、糖尿病の方は、2〜3倍かかりやすいといわれております。
これらの他に、①歯周病、②骨粗しょう症、③認知症、④ガンの発症と深い関連性があることが報告されております。
当院では、糖尿病の専門医として、より適切な治療や生活指導を行うように日々努めております。
生活習慣病
脂質異常症 | 脂質異常症(高脂血症)とは、血液中のLDLコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)、HDLコレステロールが異常となる病気です。 脂質異常症(高脂血症)をほうっておくと、血管の動脈硬化が少しずつ進行し、やがて心筋梗塞や脳卒中などの深刻な病気が引き起こされる危険性が高くなります。 |
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痛風・ 高尿酸血症 |
老廃物の一種である尿酸が血液中に増えて(高尿酸血症)組織に沈着する結果、痛風発作と呼ばれる関節炎や腎機能障害が起こる病気です。尿路結石のほか高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病と深い関連性があると考えられてきております。 |
肥満症 | 肥満とは単に体重が多いことではなく、脂肪組織が過剰に蓄積した状態のことです。 肥満自体は病気ではありませんが、肥満があるとさまざまな健康障害を起こしやすいことが問題とされ、”Obesity disease”といわれるようになりました。 |
高血圧 |
血圧が高いままにしておくと、動脈硬化のはじまりや進行に結びつきます。これを未然に防ぐために、高血圧かどうかは自分で判断せず必ず医師の診断を受けましょう。 |
健康診断・検診
- 各種健康診断
- 特定検診
- 札幌市大腸がん検診
予防接種
- 肺炎球菌ワクチン
- インフルエンザワクチン
- 帯状疱疹ワクチン など
栄養相談を行っております
糖尿病をはじめとした生活習慣病の治療において、食事療法はとても大切です。
普段どんな食事を召し上がっているのか、どのような生活習慣でお過ごしかをおしえてください。どんな工夫が必要かご一緒に考えていきます。
- 食事療法
- 毎週 水・土曜日 9:00〜12:00
- 管理栄養士が食事の相談を受けています(要予約)いつもの献立や好きなものをメモしておいでください
医療機器 等
- レントゲン装置
- 心電図
- 超音波検査(頸部、心臓、腹部など)
- 呼吸機能検査装置
- 眼底カメラ
- 動脈硬化測定器
- 超音波骨密度測定装置
- 末梢神経障害検査機材
診療内容スケジュール
診療時間
診療方法
初診の方
お電話でのご予約をお願いします。
午前は10時まで、午後は14時までの受付をお願いします。
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1
健康保険証は必ず
お持ちくださいお持ちでしたら、ご持参いただきたいもの
- 紹介状
- お薬手帳、過去の内服薬などわかるもの
- 健康診断の検査結果など
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2
問診票に
ご記入ください症状などをご記入ください。あらかじめ問診票をダウンロードしご記入いただいたものをご持参いただくとスムーズです。 問診票ダウンロード
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3
看護師による
問診票の確認をします問診票を元にお話を伺い、身長・体重・血圧測定などを行います。
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4
診察をお待ちください
医師による診察後、必要な検査を行います。糖尿病の方は、数分で血糖値、ヘモグロビンA1cの結果がわかります。各検査結果などについて説明し、治療の工夫などをご一緒に考えながら決めていきます。
再診の方
診療は予約制です。
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1
診察券をご提示ください
月替わりには、健康保険証もご提示ください。
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2
看護師による
採血採尿などがあります -
3
診察をお待ちください